来月6日より
陶芸家の仙台玲子さんと
サトミキルンにて『大地』をテーマにした二人展を開きます。
いま、その展示作品の制作とアートコンペに出店する作品、来月入る現場の準備 と
制作が目白押しとなっています。
毎日があっという間に過ぎて行き、
展示まで もうあと3週間しかありません。
今回の制作にはラムズイヤーという植物をたくさん使いますが
切ってそのまま使うわけではなく
一度切って一晩寝かせたあと
十分な感覚を開けながら新聞紙に挟んでゆっくり水分を抜いていきます。
新聞紙は3日もすると水分でぼこぼこしてきます。
そうなったら また新しい新聞紙にはさみます。
重さのあるものをのせて、のばしながらゆっくりと水分を抜いていき
5日ほどおいて、やっと制作に使用できる素材になります。
今回はその素材に色付けをします。
竹炭の粉末をメイクブラシで
ラムズイヤーにからませていきます。
白い色は雲母です。
水気を上手に抜かないまま制作すると
後から割れてしまったり
縮んで形が変わったり
隙間ができてしまうので
先を早く進めたい気持ちを抑えて
別な作業をしながら
乾くのを待ちます。
乾きすぎるとこんどは折れてしまうので
頃合いを見計らいながら。
植物はままならないけれど
魅力がいっぱいです。