レッスンでは何度も
「点から点のつながりを見てください」
と伝えます
けれど多くの生徒さんは その間の空間を埋めようとします
離れた花同士がつながって見える前に
空いた場所が気になってしまうようです

一本の花だけを見るのではなく
その先にある葉
少し離れた穂
向こう側の花へと視線を渡していく
実際には何もない空間なのに
そこには線が生まれ
円が生まれます
花をたくさん入れれば豊かになるわけではなく
その空間を残すことで
かえって作品は大きく広がって見えます
なぜ人は空間を埋めたくなるのだろう
離れていると不安になるのだろうか
つながっている証拠が欲しくなるのだろうか
けれど自然の中には
実際には触れていなくても
響き合っているものがたくさんあります
レッスンで伝えたいのは花の挿し方ではなく
その見えないつながりの見つけ方なのかもしれません
