昨年鉢を倒して折れてしまったカランコエ・ベハレンシス
幹の造けいが面白いので、乾燥させて使おうと
アトリエの隅っこに置いていたら
小さな葉が生えていました。
さすが砂漠を生き抜く植物。たくましい。
以前友人の庭で「ひいおじいさんの代から大事にしてきた梅を折ってしまって」と
折れた梅の古木をいただいたことがありますが
何日か後に、中が空洞の幹から咲かせる死に花はとても印象的でした。
『ひこばえ』とは切り株などに生える小さな若芽のことをいいます。
この『ひこばえ』が成長して、雑木林となることを萌芽更新といいます。
古い樹木を切ることで、そこに光が差し、
辺りに落ちていた種が発芽し、
休眠していた草花も芽吹き始めます。
新しく若返った雑木林になるのです。
反対のことばが必ずあるように
(ちなみに「死に花を咲かせる」の反対語は「生き恥をさらす」です。
死に花というとギョッとするかもしれませんが、美しい日本語です。)
悪いことの後には良いことがおとずれます。
植物が日々変化する様子を見ていると、
気持ちが前向きになります。
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