パトリック・ブランがソウルに作った家がとても好きで
打ち合わせの時にデザイナーさんと
「このお家いいよね」って話になることがあります。
The Vertical Garden より
以前資料として買ったこの本を
ときどき読み返しては
彼の植物の配置はいいなあ としみじみ思います。
打ち合わせの時、この写真を見て
「こんな家に住みたい」とぼそりと言うと
デザイナーさんが
『掃除が大変だよ』と言うので
現実に戻されて、ちょっと反抗気味な私は
「私が掃除するわけじゃないから、よくってよ」
とうそぶき へー壮大だね… なんてちょっと引かれたりして。
仕事中に自分の世界に入ってしまった自分に反省。。
大きな家に住みたいと言うわけではなく
緑に囲まれた家に住みたいと思う。
小さいころ、祖母がよく庭いじりをしていたのを見ていたせいか
緑にふれることは慈しみに満ちた振る舞いに感じるのです。
装飾としか考えられていない植物も
動物がもたないたくさんの感覚をもっていることが近年わかってきています。
アトリエにあるパッションフラワー、
気が付いたら、使っていない蛍光灯にまで巻きつこうとしていたので
ほどいて別な道をつくってあげました。
最初は嫌がっているようになかなか巻きついてくれなかったのですが
一本をワイヤーなどで固定してあげると
ほかの蔓も向きを変えて巻きついてくるので
もしかしたらなんか考えてる?って思うのです。
明日はどうなっているのか
私の思いもよらないことをする
おてんばさんです。