ヒマラヤユキノシタとの出会い

初めて「ヒマラヤユキノシタ」を意識したのは

ドイツで最初の国家試験(フローリストの試験)を受けるとき。

季節は2月。

花屋に入ってくる花は代り映えがなく(…のように感じ…)

外の景色も雪景色で、

寄せ植えのイメージがまったく入ってこず考えあぐねていたとき、

知り合いのマイスターに早朝の国立公園に連れていかれました。

そこで冬枯れた美しい植物を見て

それまでの凝り固まった概念が払拭され

見るもの、手にするものひとつひとつが別なもののように感じました。

 

マイスターが「どうしても見せたい」と、とあるアパートの庭に入って

雪を掘りはじめました。

「この辺にあったんだけど…」と

3か所めで見つけたのは

破裂しそうなくらい真っ赤になった

“ヒマラヤユキノシタ”でした。

30㎝ほども掘った雪の下に

破れも解けもせず、そのままの形で

真っ赤になった葉をみたときは

 

ドキッとするような 鮮烈な

 

今でもその色を覚えてる

 

それからでしょうか…季節によって変化する植物が気になりだしたのは。

 

 

 

そのアパートの持ち主のおばあさんに怒られたけど

「マイスター試験の準備で…」と謝ったら

がんばってね と何枚かくださいました。

 

今でもどこか道を通った時に

ヒマラヤユキノシタを見ると

なぜか ココロが暖かくなるのです。

 

 

 

Bergenia cordifolia 'Winter Glow'

 

 

 

来週の植栽に連れてゆきます

 

 

 

 

 

 

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カテゴリー: BLOG
Ayako Itsuki
2002年より、ドイツに渡りフローリストの修行を始め、2005年にドイツ国家認定フローリストの資格を取得。2006年からは、世界でもフラワーデザインのレベルが高いオーストリアにて、世界的に有名なフローリストマイスターNicole von Boletzkyのアシスタントとして、数々のヨーロッパ最大級のフラワーエキシビジョンに参加。 詳しくはこちら
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