4月から環境が変わり
制作に身が入らない時間もありました。
そんななかで
『夜の木』は「(仕上がっていく過程の中で)先が見たくてしょうがない」作品でした。
今を取り巻く環境で、疲れ切った人が
ホッとしてくれたらいい と望んだ作品です。
もしかすると私自身が癒されたかったのかもしれません。
植物にはどんな作用があるのか
何をもたらしてくれるのか
それを求め続けて、これからも花・植物と向き合っていきます。
『夜の木』は
第2回田川アートビエンナーレ『英展』にて
令和2年12月12日(土)~令和3年1月31日(日)
田川市美術館にて展示されます。
この作品は暗いところで1対1で観てもらいたいので
展示室とかに飾ってほしくないな…なんて思っています。
1対1になれるところって お手洗いくらいでしょうか
いくらなんでも無理ですよね。
気遣わしい日々を過ごすいま、
観た人が、美術館で働く方も
ほんのりと あたたかい気持ちになりますように。