毎年奥様のお誕生日に花束を注文してくださるお客様。
何年もお作りしていますが
今年は原点にかえって
ヨーロピアンスタイルに。
ヨーロッパ(ドイツ)スタイルの主な特徴は
・360℃どちらから見てもきれいに作る。
・茎がきれいなスパイラル状になるように作る。
(交差させない)
・頭を起伏させて 花に十分な空間を作る。
細かいところはいろいろありますが
このようなところです。
アレンジや寄せ植えは比較的作りやすいですが
花束には技術が必要です。
時代によって
こんもりとした半円にするか
広い丘のように作るか形の傾向も変わります。
このラウンド状の花束は
使用する花も多くなるので
自然と高価な花束になります。
ご注文いただいたそのお客様は
毎年、その日のうちにお喜びのメールをくださいます。
今年もメールをいただき
ヨーロピアンスタイルの花束ことをお伝えしました。
奥様とお母様とのお三方でお暮しで
『(奥様には)実母、義母別け隔てなく大事にして頂いてます。
誕生日なりクリスマスは感謝を形にしたいと思い
お願いしております。
今後も素敵で知的なお花の魅力を表現してください』
とお返事をいただきました。
感動しました。
学んだ時間が報われる瞬間。
ありがとうございます。