週末、海沿いに住んでいた友人を訪ねました。
彼女の家があったところは
犯罪防止のため 許可証が無いと入れなくなっていました。
また浜辺へ向かって歩くと
前回行った時には無かった水溜りに遮られ
砂浜まで行けなくなっってました。
家にもたくさんの砂が吹き込んで
砂浜が町の方へ迫ってきているみたい。
途中、横倒しになって
アスファルトにつぶされている桜の木がありました。
塩水にどっぷり浸かったであろう
ぎゅうぎゅうに重石をされている桜の木を
友人へ持っていこうとちょっといただいたのですが
そのまま家まで持ってきてしまいました。
お風呂場とリビングにその桜を飾っています。
桜の前にはお猪口に入ったお神酒を置いて。
持ってきたときは固いつぼみだった桜の木も
部屋でほの白い花を咲かせています。
凛として花びらをのばす色白の山桜。
改めて植物の生命力には圧倒されます。
そんな仕事についていることを嬉しく思います。
「お道具全部流されちゃったから無いけど
さっきいただいたお抹茶でお茶たてようか」
と ご飯茶碗でお茶をたててくれました。
おもてなし ありがとう。
たいへんおいしく いただきました。