今月はいろいろな本を読みました。
新しい本を買って読んだり、以前の本を読み返したり、
お勧めの本を知人よりお借りしたりしました。
そして改めて思ったこと。
「本」はすごいな。
ニコルのアシスタントをしていた時
食卓テーブルに雑誌をポイっと置いてたりすると
とても機嫌が悪くなりました。
彼女はよく読書をしていたけれど
お風呂に入りながら読んだりするのはもっての外、
「本は宝もの」と言って大事にしていたので
雑誌であっても(アート系や建築誌)、のどの部分に
折り目を付けながら読むのを許しませんでした。
自分で買う本は、自身の好みや興味のあるものとなってしまうけど
勧められた本には、新しい発見があります。
お借りした本は
ノルウェーの彫刻家 グスタフ・ヴィーゲランについての本。
こんな人がいたなんて
こんな公園があったなんて と
開くごとにドキドキする本でした。
おもしろくて一気に読みました。
『入園無料で、真夜中でも自由に入れる』公園
『触っても、登っても良い』市民のための公園
市民に愛されている公園です。
たくさんの素敵な言葉が本の中にあったけど
一番こころに残ったのは
「芸術は有限だ、しかし人間は永遠である」という言葉でした。
この本を貸してくださった方は
「私は齋さんの心のケアをします」と言ってくださいました。
恵まれたひとときに感謝。