タピオ10周年祭「みんなの森」②

第2フェーズ「発展」の施工が先日終わりました。

 

 

 

第2フェーズは、この上に庭園を造るため

強度や、下から見上げた時の自然らしさを考えて

とても気を使う作業でした。

樹の形が合わないと取り替えたり、

何度もやり直したり、

入ってくださった業者さんは

よく私の言葉に耳を傾けてくださいました。

 

 

 

 

夜中3時をまわり皆の疲れもピークに達したころ

それは起こりました。

 

 

車のキーを側溝に落とすとゆー…

 

このタイミングで?!と大笑いして

モチベーションがあがりました。

彼は天才だと思います。

 

 

 

何とか取り出して

記念撮影。

 

落としたピューマくんと拾い上げたライオンくん。

手に持っているのはもちろん 記念のkeyです。

ライオンくんは来月仙台を離れるので

ふたりとも 良い記念になったね。

 

 

 

 

 

そして朝方 家路に戻り

今は別なお仕事をされている、お世話になった元お花屋さんへメールを送りました。

「最後の装飾が終わったら見にいらっしゃいませんか?」と。

返ってきたメールは

「最後まで気を抜かずこだわってください。」

でした。

人の深さ、大きさが身に染みました。

 

業者さんも

手伝ってくれた友人も

お世話になった人も

ありがとうございます。

心より 感謝します。

 

 

最後は10月4日の夜間作業

白樺の樹もぐーんと成長して

オブジェはどーんとボリュームアップします。

10月5日にお目見えします。

皆様のお越しをお待ちしております。

 

 

 

 

 

第2フェーズ「発展」

 自分を奮い立たせて一歩踏み出した後は、力を抜いて外の環境を受け入れます。

 根をしっかりとはわせた樹木は陽の光へ向けて枝をいっぱいにひろげます。

 どんなに力んでも、光はそれ以上でもそれ以下でもありません。

 あるがままを受け入れ、積み重ねていくことが幹を太くしていくのです。

 学ぶということは知らないことを発見する行為です。

 それを手助けしてくれるのは出会った人であり、そこから繋がった人々です。

 枝はえり好みをしません。ただただ光へ伸びてゆくだけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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カテゴリー: BLOG
Ayako Itsuki
2002年より、ドイツに渡りフローリストの修行を始め、2005年にドイツ国家認定フローリストの資格を取得。2006年からは、世界でもフラワーデザインのレベルが高いオーストリアにて、世界的に有名なフローリストマイスターNicole von Boletzkyのアシスタントとして、数々のヨーロッパ最大級のフラワーエキシビジョンに参加。 詳しくはこちら
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