卵のなかの光

イースターが近づいてくると、
鳥の巣のようなリースを作りたくなります。

卵を見ると、
ふたつに割るのではなく、
そっとおしりのほうから中身を取り出してみようか、と思ったりします。

ドイツにいた頃、
この季節になるとイースターリースを作っていました。

 

枝を組んで、鳥の巣のような形にし、
そこにそっと卵をのせる。

 

そのとき店長に、
「卵は命の象徴だから、壊れているように見せてはいけない」
と教わりました。

私は、
すでに中身が抜き取られているのに・・・

と その言葉をどこか受け入れきれずにいたのを覚えています

 

 

思うままにけずってみました

 

卵を削ったの初めてですが
とても香ばしいにおいがして
削っているあいだも心地よく

次々と模様を削っていきました

きっと
中に光を入れると、特別なオブジェになると思います

『光を宿すものとしてのかたち』

そういう在り方のほうが、
大切なものを表しているように感じます

 

 

 

 

2002年より、ドイツに渡りフローリストの修行を始め、2005年にドイツ国家認定フローリストの資格を取得。2006年からは、世界でもフラワーデザインのレベルが高いオーストリアにて、世界的に有名なフローリストマイスターNicole von Boletzkyのアシスタントとして、数々のヨーロッパ最大級のフラワーエキシビジョンに参加。 詳しくはこちら
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