うちひしがれても 手を差し伸べてくれる人がいるのは幸せなことです。
深い森に住んでいる友人に会いに行きました。
いつも変わらない佇まいで 静かに微笑んで迎えてくれます。
お互い交わす言葉は少なくとも
漂う空気までも心地良く穏やかで
緩やかな時間。
しばらくして外に出ると もう暗くなっていて
「みて、月がきれい」という言葉にも 他にたくさんの意味があるようで。
そのあと、もう一人
森に住む方のところへ。
たくさんの大事な言葉をいただきました。
どちらの方もアーティスト。
パブロ・ピカソが
「アートは 日常における魂の穢を洗い流してくれる」
と言っていました。
うちひしがれても 手を差し伸べてくれる先達があること
そこに触れることができるのは幸せなことです。