先日は母の古い着物を着てお客様をお迎えしました。
襟は火事で焼け残った祖母の帯を切って半襟にしました。
着慣れていないので、あまり上手に着れませんが
家族を連れてギャラリーへ行ったような
見守られているような
そんな気持ちになります。
お茶をやっている友人にそう伝えながら
写真を送ったところ
「着物ってそう言うのが良いよね
家も津波で全部無くなっちゃったけど…」
祖母の着物を直したり、母の若い時の着物を着たりしてた と思い出したそうで
「そう言う物と一緒に生きてるって幸せよ」
と言ってくれました。
本当にそうですね。
彼女はいつも大切なことを教えてくれます。
最後に
「いつかあなたの振袖姿を見るのが楽しみ」
と
戯けているのか 本気なのか。